Excelによる集計に限界を感じ、「勤怠管理システムを導入したい」と考えている担当者も多いのではないでしょうか。しかし、サービスの種類が多く、どれを選べばよいのか迷ってしまうケースも少なくありません。
中小企業に適した勤怠管理システムは、「コスト」「操作のしやすさ」「既存ソフトとの連携」の3つを基準に選べば、大きな失敗は避けられます。この記事では、おすすめの勤怠管理システムを比較するとともに、選び方のポイントや導入前のチェックリストを紹介します。
ただし、システムは導入すれば終わりではありません。現場への定着に失敗すると、かえって問い合わせ対応や管理業務の負担が増えてしまうこともあります。現場で使いやすいシステムの選び方や、事前に確認しておきたいポイントも押さえておきましょう。
- 勤怠管理システムの基本的な仕組みと、おすすめ7製品の比較
- 自社の規模・業種・打刻方法に合ったシステムの選び方
- 働き方改革関連法への対応方法と、導入前に確認すべきチェックリスト
1.勤怠管理システムとは|Excel・タイムカードとの違い

まずは、勤怠管理システムの基本的な仕組みについて解説します。事前に理解を深めておくことで、自社に必要な機能や適切なシステムを選びやすくなります。
【基礎知識】勤怠管理システムとは何か
勤怠管理システムとは
従業員の出退勤を記録・集計し、労働時間や残業時間、休暇取得状況などを自動で管理するシステム。勤怠データの集計から給与計算まで、一連の業務をデジタルで完結できる。
従来は紙のタイムカードやExcelで管理するのが一般的でしたが、入力ミスや集計の手間、テレワーク対応の難しさといった課題がありました。勤怠管理システムは、こうした課題をまとめて解消します。
企業規模や業種を問わず、中小企業でも手軽に始められるクラウド型のサービスも増えており、導入のハードルは年々下がっています。
参照:Weblio辞書「勤怠管理とは? わかりやすく解説」
タイムカード・Excelとの違い
勤怠管理システムと、従来の管理方法(タイムカードやExcel)を比較した場合の主なメリットは、以下の通りです。
| タイムカード・Excel | 勤怠管理システム | |
|---|---|---|
| メリット | ・導入コストが低い ・特別なシステムが不要 ・すぐに運用を開始できる | ・打刻を自動集計できる ・入力ミスや計算ミスを防ぐ ・担当者の作業時間を大幅に削減 ・スマホやPCから打刻できる ・リアルタイムで勤務状況を把握 |
| デメリット | ・集計作業に時間がかかる ・入力ミス等が発生しやすい ・法改正への対応が手間になる ・在宅勤務の勤怠管理が難しい | ・導入費用や月額費用がかかる ・初期設定や運用準備が必要 ・現場への定着に時間がかかることも ・ITに不慣れな従業員への教育が必要 |

【キャリアアドバイザーのワンポイント】
従業員が20人を超え、毎月の勤怠集計に半日以上かかっている場合は、勤怠管理システム導入の検討タイミングといえます。
2.勤怠管理システムが注目を集めている背景

近年、勤怠管理システムの導入が急速に広がっている背景には、大きく3つの理由があります。なかでも、「働き方改革関連法」への対応や「労働時間の適正管理」は、多くの企業にとって重要な課題です。
働き方改革関連法への対応が義務化された
2019年に施行された働き方改革関連法により、企業規模を問わず以下の2つが義務化されました。
- 時間外労働の上限規制(原則月45時間・年360時間)
- 年5日の有給休暇取得

企業は、「残業時間が上限を超えている社員はいないか」「有給を取りそびれている社員はいないか」等を把握する義務があり、これに違反した場合は罰則の対象になります。
勤怠管理システムには、残業時間が上限に近づいた際に本人や管理者へ自動で通知するアラート機能があります。問題が大きくなる前に対応できるため、法令違反のリスクを抑えやすくなります。
また、有給休暇の取得状況も自動で集計されるため、年5日の取得義務を満たしているかをリアルタイムで確認可能です。手作業では見落としがちな労務管理上のリスクを自動でチェックできることは、勤怠管理システムの大きなメリットといえるでしょう。
参照:厚生労働省「時間外労働の上限規制」、愛知労働局「「働き方改革関連法」の概要」
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時間外労働を法的に認めるためには、企業と従業員が36協定を締結・届出る必要があります。勤怠管理システムで残業を管理する場合も、36協定の基礎知識と届出手続きは必要です。違反した場合の罰則や特別条項の上限についても確認しておきましょう。
労働時間の把握が法律で求められている
厚生労働省のガイドラインでは、労働時間を「客観的な方法」で把握することが企業に義務付けられています。
自己申告制の管理は原則として認められず、タイムカードやICカード、パソコンのログイン記録など客観的な記録が必要です。勤怠管理システムはこの要件を満たす手段として、選ばれるようになりました。
万が一、労働基準監督署の調査が入った際にも、システムに蓄積された客観的な打刻記録があれば適切な対応が可能です。
参照:厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」
テレワーク・フレックスタイム制など多様な働き方への対応
リモートワークが増えたことで、オフィスでしか打刻できないタイムカード管理では対応が難しい場面も増えています。勤怠管理システムであれば、スマートフォンによるGPS打刻やチャットツールとの連携などにより、場所を問わず正確に勤怠を記録できます。
また、フレックスタイム制や裁量労働制は、清算期間ごとの集計や残業代の計算が複雑になりがちです。対応した勤怠管理システムを選ぶことで、こうした複雑な計算も自動化でき、担当者の集計負担を大幅に減らせます。
3.勤怠管理システムでできること

勤怠管理システムの機能は、使う立場によって大きく「従業員向け」と「管理者向け」に分かれます。
従業員向けの機能
従業員が日々使う機能は、大きく「打刻」「申請・承認」「アラート通知」の3つです。
- 打刻機能
PC・スマートフォン・ICカード・生体認証などで出退勤を記録します。外出先でも打刻でき、GPS情報と組み合わせることで打刻場所の記録も可能です。 - ワークフロー機能
休暇申請や残業申請、勤怠の修正申請をシステム上で完結できます。上長への承認依頼から通知まで自動化されるため、申請の行き違いや漏れを防ぎます。 - アラート通知機能
残業時間の上限に近づくと、従業員本人と管理者に自動で通知が届きます。有給休暇の取得推奨アラートを設定できるシステムもあります。
管理者向けの機能
管理者にとって重要な機能は「集計・分析」「帳票出力」「シフト管理」の3つです。
- リアルタイム集計機能
勤務日数・残業時間・休暇取得状況をリアルタイムで一覧表示できます。締め日前に現在の状況を把握でき、労務管理の精度が上がります。 - 帳票出力・連携機能
勤怠データをCSVやPDFで出力し、給与計算ソフトへの連携や労基署への提出資料作成に活用できます。 - シフト管理機能
システム上でシフトを作成・調整できます。飲食・小売など複数シフトが発生する業種では特に有効で、シフト変更の通知も自動化できます。
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勤怠管理システムの導入メリット・デメリット
勤怠管理システムは、できることが増える一方で課題も存在します。「思っていたのと違った」と後悔しないためにも、導入の際はデメリットも理解した上で判断しましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 集計作業の工数がゼロに近づく | ランニングコストが継続的に発生する |
| 法改正に自動で対応できる | 現場への定着に時間がかかる場合がある |
| 多様な働き方を管理しやすくなる |
ITツールの定着には、使いこなせる人材の存在が鍵になる
勤怠管理システムが現場に定着しない原因の一つが、社内にITツールの活用をリードできる人材がいないことです。スマートフォンでの打刻やアプリ操作に抵抗のない従業員や、システム管理を担える現場責任者がいるだけでも、導入初期の混乱を大きく減らせます。
「デジタルツールを使いこなせるドライバーや現場管理者を採用したい」と言う場合は、「カラフルエージェント ドライバー」にご相談ください。即日でお近くのマッチした転職希望のドライバーをご紹介します。面接調整、条件交渉なども代行可能です。
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勤怠管理システムと給与計算システムを連携させることで、月末の集計・転記作業の負担をさらに軽減できます。どのシステムを組み合わせるべきか、連携方式の違いや失敗しない選び方などを詳しく解説しています。
4.勤怠管理システムの種類と料金相場

一口に勤怠管理システムといっても、種類によって費用や運用方法が大きく異なります。自社の規模やITインフラに合わせてタイプを選びましょう。
システムは大きくわけて3種類
勤怠管理システムは、大きくわけて3つの提供形態に分かれます。それぞれの特徴を理解した上で、自社のセキュリティ要件や予算に合った形態を選びましょう。
| 種類 | 特徴 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| クラウド型 | ネット経由で利用。初期費用が低く、法改正時に自動更新される | 全規模の企業(テレワークにも対応) |
| タイムレコーダー型 | 専用機器で打刻しPCに取り込む。機能はシンプルで法改正対応は手動 | PCを使わない小規模店舗 |
| オンプレミス型 | 自社サーバーを構築。カスタマイズ性は高いがコストと保守負担が大きい | セキュリティ要件が厳しい大企業 |
料金の目安(月額・初期費用)
提供形態によって料金の目安は大きく異なります。自社の規模やITインフラに合った形態を選んだうえで、コストを比較しましょう。
| 種類 | 初期費用 | 月額費用 | 概要 |
|---|---|---|---|
| クラウド型 | 0円〜数万円 | 200〜500円/名 | 50名規模で月額1万〜2.5万円が目安。無料トライアルを提供しているサービスも多い。 |
| タイムレコーダー型 | 3万〜10万円/台 | ほぼゼロ | 月額費用はほぼ不要だが、法改正時のシステム更新は自社対応が必要。 |
| オンプレミス型 | 数十万〜数百万円 | 別途保守費用 | カスタマイズ性は高いが、保守・法改正対応のランニングコストが読みにくい。 |
今後の人員増加が見込まれる場合は、従業員数が増えた場合に料金がどう変わるかも確認しておきましょう。
勤怠管理システムの費用対効果を検証
月額費用だけを見ると、「単純なコスト増ではないか」と感じるかもしれません。しかし、勤怠管理にかかっている人件費まで含めて考えると、見え方は変わってきます。
株式会社ヒューマンテクノロジーズの調査によると、6割を超える企業が、毎月の勤怠締め作業に6時間以上かかっています。この結果をもとに、従業員50名の企業を例にコストを比較してみましょう。
- 総務担当者が毎月6時間かけて勤怠集計を行う場合
時給2,755円 × 6時間 = 約16,530円 - 勤怠管理システムを導入した場合(月額300円/人)
300円 × 50名 = 15,000円
※時給は厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」をもとに算出
単純計算では、総務担当者が毎月6時間かけて集計する人件費と、勤怠管理システムの利用料はほぼ同水準です。
実際には、入力ミスの削減や法改正対応の負担軽減、集計ミスによる給与過払い・未払いのリスク低減なども考慮すると、システム導入の費用対効果はさらに高くなると考えられます。
参照:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の結果」、PR TIMES「株式会社ヒューマンテクノロジーズ 毎月の締め作業時間は約6割が「6時間以上」」
5.自社に合った勤怠管理システムの選び方

勤怠管理システムは種類が豊富なため、「どれを選べばよいのかわからない」と悩む企業も少なくありません。ここでは、自社に合ったシステムを絞り込むための5つのポイントを紹介します。
【POINT1】従業員規模で絞る
まずは、自社の規模に合った価格帯と機能で候補を絞ります。
| 30名以下 | シンプルな機能と低コストを優先するのが基本。無料プランや月額100円台のシステムなど、まずは最小限の機能から始めるのもよい。 |
| 30~100名 | シフト管理・有給休暇の自動付与・給与計算ソフト連携など、基本機能が揃っているシステムが必要。 |
| 100名以上 | 複数部署や雇用形態の違いにも対応できる柔軟な設定機能が求められる。 |
正社員以外にパートやアルバイトが在籍している場合は、「雇用形態ごとに異なる集計ルールを個別に設定できるか」も確認しておきましょう。
また、「今後、スタッフを増やそうと考えている」「新しい支店をどんどん増やす予定」といった場合は、成長後の規模でも問題なく運用できるかも検討してください。

【キャリアアドバイザーのワンポイント】
一度導入したシステムを短期間で乗り換えると、追加のコストや手間が発生します。
現在の従業員数や運用体制だけでなく、今後の事業拡大や組織変更も見据えて選定することが大切です。
【POINT2】打刻方法で絞る
勤務形態によって最適な打刻方法は異なります。以下の表を参考に、自社の環境に合った方法が使えるシステムを選びましょう。
| 勤務形態 | おすすめの打刻方法 |
|---|---|
| オフィス勤務が中心 | ICカード・指紋認証・顔認証・PCブラウザ |
| テレワーク・外出が多い | スマホアプリ・GPS打刻・チャットツール連携(Slack・LINE WORKSなど) |
| 現場作業・直行直帰 | スマホGPS打刻・QRコード打刻 |
打刻は従業員が日常的に行う作業のため、操作が複雑だと定着しにくくなります。無料トライアルなどを活用し、ITツールの操作が苦手な社員にも実際に試してもらい、問題なく利用できるかを確認しておきましょう。
【POINT3】連携したい既存ソフトで絞る
すでに給与計算ソフト(freee・マネーフォワードなど)を使っている場合は、そのソフトとAPI連携できるシステムを選ぶことで、月末の集計から給与計算までの流れを自動化できます。CSV連携でも対応は可能ですが、ファイルの出力や取り込み作業が発生するため手間が残ります。

| API | 手動でのデータ出力・取り込みは不要です。システム間で直接通信を行うため、ほぼリアルタイムで自動でデータが反映されます。 |
| CSV | 勤怠データをCSVでダウンロードし、給与計算ソフトに読み込む方法です。API非対応の古い給与ソフトや会計ソフトでも対応していることが多いのが強みです。 |
現在使っている給与ソフトがAPI連携に対応しているかどうかを、導入前にベンダーへ確認しておきましょう。将来的に給与計算ソフトの乗り換えを検討している場合は、複数の勤怠管理システムと連携実績があるものを選んでおくと安心です。
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勤怠管理システムと給与計算システムを連携させることで、大幅な業務効率化が目指せます。こちらの記事では、システム選びから導入のコツまで、実践的な情報をお届けします。
【POINT4】サポート体制で絞る
運用に不安がある場合は、以下のようなサポートが手厚いシステムを選びましょう。
- 導入時の設定サポート
- 運用開始後のチャット・電話サポート
- トラブル時の対応時間(平日のみか土日も対応するか)
- 法改正対応の無償アップデートサービス、など
サポートの品質は、無料トライアル期間中の問い合わせ対応で確認しておきましょう。返答の速さや回答の丁寧さを実際に体験しておくと、本導入後のイメージが掴みやすくなります。
【POINT5】業種別・勤務形態別に絞る
勤怠管理の課題は、業種や勤務形態によって大きく異なります。一般的な選び方に加えて、自社の業種・勤務スタイルに合った視点を持つことで、より現場に即したシステムを選べます。
製造業・建設業(直行直帰・現場打刻)
現場作業員は直行直帰が多く、事務所に立ち寄らずに勤務を開始・終了するケースも少なくありません。そのため、勤怠管理システムには以下のような機能が求められます。
- 工場・現場に直行直帰する社員や、PCを使わない作業員への対応
スマートフォンのGPS打刻やQRコード打刻が必要 - 残業時間の把握
2024年問題(時間外労働の上限規制適用)により、残業時間の正確な管理が求めらる。アラート機能等で上限超過を防げるシステムが必要 - 複数現場への対応
複数現場に社員が分散する場合でも、システム上で打刻状況を把握できる。現場ごとに管理者を分けて権限設定できる機能があると、大規模な現場管理にも対応しやすい
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建設業に特化した勤怠管理システムを、厳選して12選紹介しています。直行直帰の多い建設業ならではの機能や、導入注意点、失敗しない選定方法など詳しく解説しています。
飲食・小売業(シフト管理・複数店舗)
飲食・小売業では、複雑なシフト管理と、社員・パート・派遣など様々な雇用形態への対応が求められます。
- シフト作成・承認機能が充実したシステム
繁忙期に合わせてシフトをすばやく組み替えられる柔軟性があるシステムを選ぶと、現場でも使いやすい - 雇用形態ごとに集計ルールを細かく設定
アルバイトは時給制、社員は月給制など、雇用形態にあわせて柔軟に集計ルールを設定できるシステムが必要 - シンプルで使いやすい打刻画面
スタッフの入れ替わりが多い現場では、教育や操作説明の負担をできるだけ減らすことも重要
テレワーク・ハイブリッド勤務
在宅勤務やハイブリッド勤務では、場所を問わずに打刻できる仕組みが不可欠です。
- スマホアプリやPCブラウザからの打刻
出社不要で自宅から打刻できるシステムが必要 - 打刻漏れを防ぐためのリマインダー通知
在宅勤務では勤務開始・終了の区切りが曖昧になりやすく、打刻漏れが発生しやすい - 在宅勤務と出社を区別して記録
ハイブリッド勤務の場合は、在宅/出社を区別して記録できる機能があると、勤務状況を把握しやすい
【▼ CTA挿入位置① / ターゲット:勤怠管理システムの選定を進めている人事・総務担当者 / 設置理由:選び方5つのポイントを読み終えた直後に、採用体制の整備という次の課題を想起させる / 推奨文言:勤怠管理の体制が整ったら、次は採用体制の見直しも検討してみませんか。ドライバー採用のご相談は「カラフルエージェント ドライバー」へ。 ▼】
6.中小企業向けおすすめ勤怠管理システム比較【2026年】
数あるシステムの中から、中小企業に導入実績が多く「機能・コスト・サポート」のバランスが取れた7製品を厳選しました。
| システム名 | 月額料金(1名あたり) | 初期費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| KING OF TIME | 300円 | 0円 | 多機能・国内シェアトップクラス |
| ジョブカン勤怠管理 | 200円〜 | 0円 | 低価格・シンプル操作 |
| freee勤怠管理 | 300円〜 | 0円 | freeeシリーズとの一体運用に最適 |
| マネーフォワードクラウド勤怠 | プランによる | 0円 | バックオフィス一括管理に強み |
| ジンジャー勤怠 | 要問合せ | 要問合せ | 人事・労務・給与をまとめて管理 |
| 楽楽勤怠 | 300円〜 | 0円 | 直感的なUIで現場定着しやすい |
| タッチオンタイム | 300円 | 0円 | 生体認証に強み・不正打刻を防止 |
KING OF TIME

画像:「KING OF TIME」公式サイトより引用
株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する国内導入実績トップクラスの勤怠管理システムです。PC・スマホ・ICカード・生体認証など豊富な打刻方法に対応しており、中小企業から大企業まで幅広い規模で活用されています。
■POINT
- 打刻方法が多彩で、オフィス勤務からテレワーク・現場作業まで幅広く対応
- 36協定のアラート管理や有給休暇の自動付与など法令対応機能が充実
- 月額300円/名と明快な料金体系で、従業員数が増えてもコスト試算がしやすい
ジョブカン勤怠管理

画像:「ジョブカン勤怠管理」公式サイトより引用
株式会社DONUTSが提供するシンプルな操作性と低価格が特徴のクラウド勤怠管理システム。ジョブカンシリーズの採用・労務・給与管理とも連携でき、バックオフィス業務のまとめた効率化が可能です。
■POINT
- 月額200円〜と低価格の料金設定
- シフト管理・残業管理・有給管理など必要な機能をモジュール形式で追加できる
- 直感的な操作画面でITが不慣れな社員でも使いやすい設計
freee勤怠管理

画像:「freee勤怠管理」公式サイトより引用
フリー株式会社が提供するfreee会計・freee給与との連携に強みを持つ勤怠管理システムです。LINEからチャット感覚で打刻できる機能が特徴で、新しいアプリを覚える必要がなく現場への定着がスムーズです。
- freee給与・freee会計との連携により、打刻から給与・会計処理まで一気通貫で管理可能
- LINE WORKSやSlackと連携した打刻機能で、普段使っているツールから打刻できる
- 法改正時のシステム対応が自動で行われるため、常に最新の法令に準拠した管理ができる
マネーフォワードクラウド勤怠

画像:「マネーフォワードクラウド勤怠」公式サイトより引用
マネーフォワードクラウドシリーズと連携できる勤怠管理システムです。給与計算・経費精算など周辺業務との連動性が高く、バックオフィス全体の効率化を目指す企業に向いています。
- マネーフォワードクラウド給与・経費・会計との連携で、月次業務全体をスムーズに
- フレックスタイム・裁量労働制・変形労働時間制など複雑な就業ルールに対応
- 勤怠データをもとにした残業分析・有給管理レポートで労務リスクを可視化
ジンジャー勤怠

画像:「ジンジャー勤怠」公式サイトより引用
jinjer株式会社が提供する人事・労務・給与管理を一つのプラットフォームで管理できる統合型システムです。勤怠管理単体での導入だけでなく、労務管理全体のデジタル化を一気に進めたい企業に向いています。
- 勤怠・労務・給与・採用など人事全体をひとつのシステムで完結できる
- テレワーク・現場勤務・直行直帰など多様な勤務形態が混在する企業でも一元管理可能
- 充実した導入支援で、設定から運用定着まで伴走サポートを受けられる
楽楽勤怠

画像:「楽楽勤怠」公式サイトより引用
株式会社ラクスが提供する直感的な操作性と充実したサポート体制が特徴のクラウド勤怠管理システムです。初めてシステムを導入する企業でも迷わず使い始めやすい設計が多くの企業から評価されています。
- ITに不慣れな社員でも操作方法を直感的に理解できる簡単設計
- 有給休暇の自動付与・残業アラート・36協定管理など法令対応機能が標準搭載
- サポート体制が充実しており、運用中のトラブルにも迅速に対応
タッチオンタイム

画像:「タッチオンタイム」公式サイトより引用
株式会社デジジャパンが提供する生体認証(指静脈・顔認証)による打刻を得意とする勤怠管理システムです。不正打刻の防止を重視する製造業・医療機関・介護施設などで多く採用されています。
- なりすまし打刻や代理打刻を確実に防止できる
- 専用タイムレコーダーとクラウド管理を組み合わせ、PCを使わなくても打刻可能
- 月額300円/名の明快な料金設定で、コスト管理がしやすい
適性診断|自社に合ったシステムはどれ?
自社に合ったシステムが分からず迷っている方のために、選定のヒントとなる診断ツールを用意しました。

Q1. 従業員は 30名以下ですか?
- NO ➔ 多機能・成長対応型(KING OF TIME / ジンジャー勤怠 / マネーフォワード勤怠)
- YES ➔ Q2へ
Q2. テレワークや直行直帰をする社員はいますか?
- YES ➔ テレワーク対応型(KING OF TIME / ジンジャー勤怠 / 楽楽勤怠)
- NO ➔ Q3へ
Q3. すでに使っている給与計算ソフトはありますか?
- YES ➔ クラウド連携型(マネーフォワード勤怠 / freee勤怠管理 / ジョブカン勤怠管理)
- NO ➔ Q4へ
Q4. コストを抑えることを最優先にしたいですか?
- YES ➔ コスト重視・シンプル型(ジョブカン勤怠管理 / タッチオンタイム / 楽楽勤怠)
- NO ➔ Q5へ
Q5. ITが不慣れな社員が多いですか?
- YES ➔ 操作性重視・現場定着型(KING OF TIME / freee勤怠管理 / タッチオンタイム)
- NO ➔ 多機能・成長対応型(KING OF TIME / ジンジャー勤怠 / マネーフォワード勤怠)
7.勤怠管理システム導入前に確認|後悔を防ぐチェックリスト

システムを選んだ後に「自社のルールに対応できなかった」「現場が使いこなせなかった」という失敗を防ぐため、導入前に社内とベンダーの両面で確認しておくべき事項をまとめました。
社内確認事項
社内で以下の項目を確認しておきましょう。事前に情報を整理し、ベンダーへの問い合わせ時に要望として伝えてください。
- 導入予算の上限はいくらか
- 移行時期・本稼働の目標日はいつか
- 打刻端末(スマホ・PC・ICカードリーダーなど)の調達は可能か
- 社員への周知・説明会の日程をいつ設定できるか
ベンダーへの確認事項
ベンダー選定の際には、機能や価格だけでなくセキュリティ基準とサポート体制も必ず確認しましょう。
- データのセキュリティ基準(ISO27001取得・プライバシーマークなど)はどうか
- 法改正対応はいつ・どのように行われるか(自動更新か、追加費用が発生するか)
- 導入時の初期設定サポートはあるか(有償・無償の別)
- 運用開始後のサポート窓口(電話・チャット・メール)と対応時間はどうか
- 無料トライアル期間中に自社の就業ルールを試せるか
8.勤怠管理システム導入事例:ドライバー等の人材派遣業

実際に、勤怠管理システムを導入することで効果を出した企業の事例を紹介します。
■導入前の課題
複数の派遣先に同一スタッフを紹介していたため、派遣先ごとに異なる時給の計算が複雑化。タイムカードや手書きの勤怠表をExcelに手入力して給与計算を行っており、業務負担が大きかった。
当時は社員25〜30名規模の企業でしたが、すでに給与明細の作成だけで3時間以上かかっていました。今後の事業拡大で人員が増えるのを見越し、複数の時給登録や残業時間の設定に対応できるシステムとして勤怠管理システムを導入しました。
≪導入後の変化≫
給与明細の作成作業がほぼ不要になり、有給管理も自動化されました。月次の集計作業も大幅に短縮され、空いた時間を他の業務に充てられるようになっています。

【キャリアアドバイザーのワンポイント】
人員が増えるほど、勤怠集計やシフト管理などの業務負担も大きくなります。採用活動と勤怠管理体制の整備は、あわせて考えましょう。
参照:KING OF TIME公式サイト「株式会社あさひ交通 導入事例」
勤怠管理の体制が整ったら、採用活動を加速させましょう
勤怠管理システムを導入し、受け入れ体制を整えたものの、「肝心の応募が集まらない」「採用担当者が不足していて採用活動まで手が回らない」と悩む企業も少なくありません。
そのような場合は、人材紹介サービスの活用も検討してみましょう。特にドライバー職は人材獲得競争が激しいため、「カラフルエージェント」のような業界特化型の転職エージェントを活用することで、採用活動の負担軽減や応募者確保につながる可能性が高まります。
▼カラフルエージェント ドライバーへのお問い合わせはこちら
9.よくある質問(Q&A)

勤怠管理システムの導入を検討する際に、よく挙がる疑問をQ&A形式でまとめました。
-
無料で使える勤怠管理システムはありますか?
-
無料プランや無料トライアルを提供しているシステムは複数あります。
ただし、無料プランは従業員数や機能に制限があるケースがほとんどです。まず無料トライアルで自社の就業ルールに対応できるかを確認してから、本格導入を判断するのがおすすめです。
-
ITが苦手な社員でも使いこなせますか?
-
シンプルな操作性で、直感的に使えるシステムが多くあります。
システムによって操作性には差があります。選定の際は「打刻の手順が3ステップ以内か」「スマホアプリの画面が直感的か」を無料トライアルで実際に確認することが重要です。
-
既存の給与計算ソフトと連携できますか?
-
主要な給与計算ソフトであれば、多くの勤怠管理システムが連携しています。
多くのクラウド型勤怠管理システムは、freee・マネーフォワード・弥生など主要な給与計算ソフトとCSVまたはAPIで連携できます。ただし、連携方式や対応しているソフトはシステムによって異なるため、導入前にベンダーへ確認することをおすすめします。
-
導入にはどのくらいの期間がかかりますか?
-
クラウド型であれば、申し込みから利用開始まで最短1〜2週間が目安です。
ただし、就業規則の設定・社員への周知・試用期間を含めると、実際に本稼働するまで1〜2か月を見込んでおくと安心です。無料トライアルを活用して、設定と操作確認を並行して進めると移行がスムーズになります。
10.自社に最適な勤怠管理システムを見つけよう
勤怠管理システムは、月末の集計作業を効率化するだけでなく、働き方改革関連法への対応や多様な勤務形態の管理まで、まとめて解決できるツールです。特に中小企業では、コスト・操作性・既存ソフトとの連携性を軸に選ぶことで、現場への定着と業務効率化を両立しやすくなります。
まずは本記事の比較表や適性診断を活用し、自社に合った候補を2〜3社に絞り込んでみましょう。そのうえで無料トライアルを利用し、自社の就業ルールに対応できるかを確認することをおすすめします。